こんにちは、ごりおです。
「英文法ってほんとに必要なの?」の続きです。
前の記事では、
ネイティブが赤ちゃんのときから大人になるまでの間に英語を聞いたり喋ったりしたのと
同じ時間を確保することは不可能、その時間を短縮するために
必要な便利ツールが英文法だって書きましたね、
あと、少し付け足しなのですが、
実はというか、あたりまえというか、彼らネイティブも「英文法」
は勉強しています。
アメリカの小学校でも「英語」の授業はあるのですから。
日本でいう「国語」ですよね。
ですから、日本人の私達も文法をやらない手はないと、そう思います。
それから、
私が普段思ってることは、文法が解ると、より英語に親しみを持てる、ということ。
そう、小難しいと思われがちな文法を一つでも多く知っていることで、英語の理解力が
あがりますから、その分、英語が楽しくなるんです。
たとえば、洋楽を聴いていて、
“We are all alone”という歌詞がでてきたら、どう訳しますか(どう感じますか)?
ありがちな間違いに「私たちはみんな孤独です=みんな一人ぼっち」って訳があります。
実際、ボズ・スキャッグスの超有名なバラード、
“We’re all alone”という曲をその後ある女性歌手が
カバーしたときの邦題が「みんなひとりぼっち」だったそうです・・
でもこれは
「私たちはすっかり孤独です=ふたりぼっち」と訳さなくては(感じなくては)いけません。
そう、恋人たちの囁きなんですよ(^^)
ああ、確か、B’zの曲にも同じ歌詞がありますよね(^^)
そう、小難しいこと書くと、(笑
この英文での”all” は、形容詞や代名詞で使う「全ての(もの)」という意味ではなく、
副詞(形容詞の”alone”を修飾している)としての「完全に、すっかり」とうことを知っていれば、
この曲のようなゆっくりの英語ですから、瞬時に、
「ああ、二人っきりって言ってるな」ってわかりますよね、
私が、先に(どう感じますか)って書いたのは、いちいち文法を使って
コツコツ和訳する以前に、自分にどれだけ英文の意味、感情がストレートに伝わるのか、
要は「情緒」の問題だと思ってるからです。
少し?大げさに言えば「知性」と言えるかもしれません。
I wish that I could go back home. も
「ああ、ゴーバックホーム、家に帰りたいのかな」
程度に感じるのか、
「ああ、この人は今何か家に帰れないような事情があるんやなあ・・」
って感じるのかではやっぱり情緒への響き方が違いますよね・・
ネイティブの女の子とデートしてる時に
“We’re all alone…”
って言われて、
「そうだね、人間はみんな孤独な生き物やね」、とか
とんちんかんな受け答えをして、呆れられてしまって、
「ああ、こんなことなら、英文法、もっと勉強しておけばよかったー」ってことも
あるかもしれませんよ。(ないかw)
もちろん、私もこれからもっともっと勉強しなくてはならない、
偉そうに言える立場ではありません(^_^;)
さあ、小難しいことは抜きにして、w聴いてください、
名曲中の名曲、ボズ・スキャッグスの”We’re all alone.” です(^^)
■2013年12月8日更新
今日このブログに
「私達はみんなひとりぼっち 英文」って検索して来てくれた方がいらっしゃいました。
この記事では
“We’re all alone” を「私達はみんなひとりぼっち」と訳すのは誤訳で、
正しい意味は
「私達はすっかり孤独です=二人ぼっち」と書きました。
じゃあ、「私達はみんなひとりぼっち」は英語でどう言うのか、
それを書いておくべきでしたね、
はい、それは、
”we all are alone”でいいのではないでしょうか?
この場合、文法的には
we = all が成り立っているかと。(この場合のall は代名詞)
これは、
“All of us are alone”と言ってもいいですね。
■2016年8月8日追記
この曲の題名に関しては「二人ぼっち」「一人ぼっち」
どちらでも解釈可能、だそうです。
音楽の世界ですから、文法でガチガチに解釈するというのは
似合ってないのかもしれません。
(もちろん、先に書いた文法解釈は間違ってはいませんが。)
少し反省をこめてwikipediaのURL、貼っておきますm(_ _)m
コメント
これに関しては、wikiの方が誤りだと思いますよ。あなたの方が正しいと思います。
たなさん、コメントありがとうございます。
更新もブログのチェックも怠っていました。
返信遅くなりすみません。
そのように言っていただけてありがたいです。
これからも精進させていただきます。