はい と いいえ (yes or no)

お役立ちフレーズ

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みなさん、こんにちは、ごりおです。今日はとても基本的な用語、はい、といいえについてです。

はい、いいえ? yes , no  でしょ?

って訝しく思われている方もおられるでしょうけど、

でも、日本語と英語、というか、日本人とアメリカ人(英語ネイティブ)では

使い方が全く逆、って場合があるので注意が必要です。

といってもこれは中学生の時に習ったことですけどね(^^)

 

まずは、下記の例文を見てみましょう。

 

A さん    君、僕のお金、盗んでないよね?
          You didn’t steal my money,did you?

Bさん    うん、盗んでないよ。
      No,I didn’t.

A さん   いいや、お前が盗んだんだ!
      Yes,you did!

 

どうですか?

若干?物騒な会話を持ちだしてしまいましたが(^_^;)
Bさんの「うん」が”no”に、Aさんの「いいや」が「yes」に、

日本語と英語では逆転してますよね。

特にAさんの、「いいや」

に対応する英語、

”Yes”がとても違和感ありますよね。

これはどういうことかというと・・
日本人は相手の訪ね方に対して(相手の意思、気持ちを汲んで)

「はい」と「いいえ」を使い分けるのに対して、

英語ネイティブは相手が訪ねていることの事実に対して
「yes」「no」を使い分けているからなのです。

たとえば、最初のAさんの質問が

「おまえ、俺の金盗んだろ?」だったら、Bさんは間違いなく

いいや、盗んでないよ」って答えたでしょう。

Bさんが盗んでないってことを伝えたいのは一緒なのに、

相手の質問が肯定文なのか、否定文なのかによって、

「はいといいえ」が変わるのです。

これは、

Aさんが盗んでないと思ってるなと感じたら「はい」
盗んでると思ってるなと感じたら「いいえ」

となるわけで、日本人は質問した相手の気持ちを汲み取って

「はい」と「いいえ」を使い分けていることがわかります。

 

一方、

 

英語では相手の質問が肯定形であろうとなかろうと、
相手がどう思っているのかってことには関係なく、

「盗んだのか」「盗んでないのか」

この事実に対して「yes」「no」

を使い分けるのです。

だから、

Bさんが盗んでいれば「yes」盗んでいなければ「no」

相手がどんな訪ね方をしても、事実は変わらないですから、

「yes no」も変わらないのです。

 

もっとも、最初の例文、

Aさんの「盗んでないよね?」
に対してBさんが

「いいや、盗んでないよ」って

「いいえ」を使ってもさほど違和感ないですし、
実際自分たちもそのように使うことはありますけど、

それはそれで日本人的、

「いいえ、なんだか、はい、なんだか」
なんだか曖昧な感じが否めません。

英語ネイティブはこの例文の場合、

盗んでいなければ、「yes」は使わないからです。

 

これは英語、日本語の違いというより

 

両者の文化の違いなのかもしれませんね(^^)

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