TOEICとサムスン

TOEICと英検

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みなさん、こんにちは(^^)ごりおです。

さて、今日のタイトルは「TOEICとサムスン」。

一体何が言いたいのか?って思われてる方がほとんどだと思います。

最近、ネットでTOEIC関連の検索をしていて、
(少しでも点数を上げる方法を調べていてww)

少し?驚いたのが、サムスンの新規採用基準が

TOEIC900点!

ってこと。

 

日本の普通の企業ではTOEICでの縛りがないほうが多いでしょうし、

あったとしても、採用時600点、昇進時、海外赴任時700点とか、750点とか、

だいたいそんなレベルですよね。

 

でも、サムスンはそもそも採用の時点で900点なければならないのです。

なぜそこまで厳しい基準を課してるのか、

私にははっきりわかるのですね、

サムスンは今や電子機器メーカーとして飛ぶ鳥おとす勢いといってもいい

企業かもしれません。

 

スマホのgalaxyシリーズは世界シェアトップですから。

ちなみに、日本ではiphoneがいちばん人気ですが、海外ではそうでもないんです。

 

さて、私は、以前、半導体チップの設計の第一線で仕事をしていました。

半導体の製品はます、企画、仕様、設計、そして製造の順で製品を作っていきます。

そして、企画、仕様の段階でマーケティングをして、この仕様で売れるのか、

あるいは、仕様の段階で大手得意先から供給の約束をとったりしています。

半導体チップは世界中の企業がお客様ですから、仕様書は英語で書かれています。
(日本の企業も英語で仕様書を作ります)

設計は仕様書に書かれているスペックをいかに実現するか、という作業ですから、

英語の仕様書をもとに設計をしなくてはなりません。

そう、電子機器の設計者には英語は必須なのです。

 

少し興味がある人は知っていることですが、

iphoneのメインのプロセッサを製造、供給しているのはサムスンなんですよ。

サムスンはライバルのiphoneの心臓部のプロセッサを一社独占供給し、

自らの製品のスマホでは世界シェアMo.1なのです。

 

アップルからの仕様書通りのチップを設計するためには、英語の仕様書を読めるのは

もちろん、

いろいろな質疑、打ち合わせなど、英語ができないとスムースにはいかないでしょう。

そして他方、自社製品のスマホを全世界に売り込んでいく、

そのためのTOEIC900点なのですね。

では、日本の電子機器メーカーはなぜそこまでのレベルを要求しないのか?

それは、たぶん、MADE IN JAPAN が 世界的なレーベルだったことの名残のような気がするのです。

かつて日本製の電子機器の性能、品質は世界中のメーカーを凌駕していましたから、

とにかく「売れた」のですね、

だから、英語力なんてさほど重視されなかったのかもしれません。

でも、今は台湾(Iphoneの組み立てをしているのは台湾の会社)、韓国、中国

にシェアをどんどん奪われています。

パソコンの製造から撤退する大手企業も多いです。

ただ、本当に英語力だけの問題なのか、

日本の英語教育に問題があるのか?

そのところは私にははっきりわからないですし、誰にもわからないかもしれません。

ただ、今はとにかく開発のスピードを要求される時代ですから、
英文を和訳したり、和文を英訳したりする時間のロスも馬鹿にならないのかもしれません。

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